「エールビールって…?」ビールの種類を知って楽しくお酒を楽しもう!

仕事から帰って、まずはプシュッ!
その瞬間を楽しみに過ごされてる方も多いのではないのでしょうか。
私もその中の1人です。

でもそういえば…よく耳にする「エール」ってなんぞや??

なんて思ったことありませんか?

そんな方に今回は「エールビール」について解説していきます。
これを知って、ビールをさらに楽しみましょう!

「エール」とはビールの種類の1つ!

ビールには種類があります。
ビールにおける種類のことを「スタイル」と呼び、主に3つのスタイルがあります。

それが「エール」「ラガー」「自然発酵」この3つです。

そしてこのスタイルとは、発酵方法に違いがあります。

  • エール・・・上面発酵
    15~25℃と常温に近い温度で発酵。熟成期間は2週間。発酵すると酵母が麦汁の上に浮き上がってくる。
  • ラガー・・・下面発酵
    10℃前後で発酵。熟成期間は一か月。発酵すると酵母が麦汁の下に沈んでくる。
  • 自然発酵・・・野生酵母を使用した造り方。

私たちが普段飲んでいるビールのほとんどは、エールとラガーです。
その中でも、日本国内のビールは99%がラガービールに分類されます。(もっと細かく分類するとピルスナーとされるもの)
ラガーは、低温で発酵するため雑菌が繁殖しにくく、一定の品質を保ちつつ大量生産が可能なため、国内では主流となっています。

ですが、ビールの歴史はエールビールのほうが圧倒的に長いのです。
1500年以上にも前に生まれ、ビールの元祖とも言われています。
次の項でエールビールの歴史を解説していきます。

エールとは元々は穀物からできたお酒の総称!

イギリスでは元々「ビール」と「エール」と呼ばれるお酒がありました。
15世紀にオランダからイングランドにホップの入ったビールが輸入されてからは、ホップが入ったものを「ビール」、入っていないものを「エール」と呼んでいたそうです。

ホップには抗菌作用があり、防腐剤の役割を果たしています。
常温に近い温度で発酵させるエールは雑菌の繁殖と隣合わせでしたが、ホップを使用することで安定した品質を提供することができました。

またホップを加えることで苦みと香りが加わり、芳醇で香り高いビールに仕上がりました。

エールビールはたくさんある!

エールビールとはビールのスタイルのうちの一つだと紹介しましたが、その中にも様々なスタイルがあります。

エールビールの代表と言えば、

・ペールエール・・・イギリス発祥。色が淡く、ホップやモルトの香りが豊なビール。
・IPA・・・インディアンペールエールの略。イギリスからインドに送るために作られたビール。
・スタウト・・・18世紀初め、ロンドンで人気のあったポーターというビールが進化したもの。
・ヴァイツェン・・・小麦麦芽を50%以上使った、ドイツで生まれたビール。

などなどたくさんあります。

このあたりについては後日紹介していけたらと思います!

ビールを知って美味しく飲もう!

エールビールは香り高く、芳醇で濃厚な味わいのあるビールです。

そのため、飲んだ時の贅沢感をより一層感じられることができるビールでもあります。

最近ではコンビニやスーパーでも様々なエールビールが販売されています。

ぜひ一度手に取ってみて、最高の贅沢感を味わってみてはいかかでしょうか。

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